ポモドーロ・テクニックとは?
簡単にいうと「超集中する時間」と「短い休憩」をセットで繰り返すことで、集中力を切らさずに勉強を進める方法です。
名前の由来は、考案者のイタリア人大学生が使っていた「トマト(イタリア語でポモドーロ)型のキッチンタイマー」から来ています。
スマホが手から離れない人もとりあえずやってみるという行動により集中力が出てくることがあります。
例えば、25分とりあえず勉強をしてみる、そして5分休んでを3~4セット繰り返すということです。
メリット
ポモドーロ・テクニックが受験勉強や定期テスト対策に最強な理由は、高校生の皆さんの悩みに直結しているからです。
1. 「やる気が出ない…」を一瞬で解決!
膨大な量の勉強を前にすると、「どこから手をつけたらいいか…」とやる気がなくなりますよね。
しかし、ポモドーロはたった「25分だけ頑張ればいい」というルールです。
25分なら「とりあえずやってみるか」と始めやすく、行動のハードルを劇的に下げてくれます。
2. スマホの誘惑に打ち勝てる!
集中しているときに「スマホ見たいな…」という誘惑が湧いたらどうしますか?
ポモドーロでは、その誘惑をすぐに追い払う必要はありません。
「あと20分経ったら5分休憩だから、そこでチェックしよう」と、先延ばしにするだけで済みます。
休憩時間が保証されているので、集中時間中の気が散るのを防げます。
3. 集中力が切れる前にリセットできる!
人間の集中力は、長時間持続させるのは難しいと言われています。
このテクニックは、集中力が切れるギリギリ前の25分で強制的に休憩を挟みます。
これにより、ダラダラ勉強するのを防ぎ、常に高い集中力を保ちながら勉強を進めることができます。
ポモドーロ・テクニックの簡単なやり方
【実践】ポモドーロ・テクニックの簡単なやり方
今日からすぐに始められる具体的なステップは以下の通りです。
- やることを決める: 「数学の問題集を3ページ進める」「英単語を20個覚える」など、25分で終わるタスクを具体的に一つだけ決めます。
- タイマーをセット: スマホのタイマーやキッチンタイマーを25分にセットします。
- 超集中: タイマーが鳴るまで、決めたタスクに全力で集中します。途中で絶対に作業を止めたり、他のことを考えたりしないようにします。
- 短い休憩: タイマーが鳴ったら、作業が途中でもすぐにペンを置いて5分間休憩します。この休憩中は、座って目を休めたり、伸びをしたりして脳をリフレッシュさせましょう。
- 4セット終わったら長めに休憩: このサイクルを4回(合計2時間)繰り返したら、15分〜30分の長い休憩を取って、脳と体をしっかり休ませます。
25分間は、気が散るもの(特にスマホの通知!)は目に入らない場所に置くのが成功の秘訣です。

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